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ブータン地上手配の基本情報・ビザ手続き

 

 

 

   ブータンの観光ルールに関するルールは、2022年9月23日から大幅に改定されました。この改定は、高品質の旅行を、それにふさわしい人に提供する事を目的としています。この改定によりSustainable Development Fee(SDF=持続的開発費)が観光客1名様1泊につきUS100ドルが課せられる事となりました。この結果ブータン旅行は高額なものとなりましたが、限られた旅行者のみが、真のブータンと触れ合う価値ある旅行をお楽しみいただける事となりまました。  

 

 
 

   SDF=持続的開発費について

 

①SDFの金額は観光客1名様1泊につきUS100ドルです。(但し2027年8月31日以降US200ドルになる見込みです)4泊での旅行だと合計US400となり、この他ホテル代・食事代・移動費・ガイド費用が別にかかります。
②SDF徴収の対象となるのは、観光・商用・文化交流等ほぼ全ての訪問客となります。
③12歳未満のお子様の徴収額はUS50ドル・5歳未満の幼児は無料となります。
④SDFは、ビザ申請時にお支払いいただく事となります。
⑤SDFの目的は、持続的なブータン観光産業の育成、ブータン経済・社会・環境・伝統文化を支援するプロジェクト・脱炭素社会の実現に活用されます。

 

 

 

   ブータンビザの取得について

 

①ブータン観光ビザは、ブータン入国管理局に申請して行う事となります。その際の必要書類は下記のとおりです。
  A, パスポート顔写真ページのPDFカラーコピー。(ブータン入国時6カ月以上の残存有効期間が必要です。)
  B, デジタル化されたカラー証明写真
  C, ビザ申請時に旅行日程が確定しており、SDFが納付されている必要があります。
②ビザ手続きが完了すると、現地よりブータン電子ビザ(e-Visa)のが送られてきます。
③ブータンビザ代は実費がUS40ドル・代理申請手数料がUS40ドルになります。
④日本国内にブータン大使館はありませんので、大使館窓口でのビザ申請はできません。
⑤観光以外の目的でブータン入国の場合、ブータン国内の受け入れ先(ビジネスなら取引先会社・学校交流プログラムなら交流先学校)からビザ手続きを行っていただく事となります。

 

  

 

   ブータン国内旅行の規則・旅行手配の方法

 

①ツーリストが利用できるのは、ブータン観光評議会から認定を受けたホテルのみとなります。
②旅行会社の手配する車両には、ブータン観光評議会からライセンスを受けたガイドの同行が義務付けられています。また、国内の観光モニュメント(寺院・博物館・その他の観光施設)にはガイドの同行がないと入場できません。
③以前、ブータンの旅行手配は1泊いくらかで定められていた公定料金で計算をしており、標準クラスのホテルを利用する限り、旅行日程に関係なく旅行代金は均一でした。今回の改訂により、旅行日程・利用ホテル・その他条件をお決めいただき、それに対する見積価格を提示させていただきます。

 

 

 

 
*上記案内は制度改定直後の2023年10月01日現在入手できた情報で作成させていただきました。今後、制度の改訂・追加がある事が予想されます。最新の情報を入手のうえご旅行ご準備をなさってください。

 

 

    

  ブータンの喫煙・お酒事情

 ブータンは国民の健康のため禁煙国家となっています。このため国内では煙草の販売が厳格に禁止されています。外国人が煙草を持ち込む場合、本人が使用する事が条件で一人200本までの持ち込みが許され200%の関税が課せられます。 
 酒類については寛容な国柄ですが、原則的に毎週火曜日はドラーデー(禁酒日)で、レストラン等で酒類の販売は行われません。