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ブータンのホテル&食事事情

 

 

  ブータンの地上費公定料金には、ホテル代・食事代が含まれます。以前の公定料金に含まれるホテルは、かなり粗末なものでしたが、最近はティンプー・パロ等都市部では新しいホテルの開業が続きかなり改善されてきました。食事に関しても、以前はこの世の物とは思えないものでしたが、最近は大きく改善されています。
 

 

 

   ティンプーで公定料金で利用可能なホテル

  Lemon Tree Hotel(レモンツリー)
インド国内50都市以上にホテルを展開する、インド・レモンツリー・ホテルグループが運営するホテルです。ティンプーの中心時計塔広場まで約800m、街中心部に近いロケーションのいいホテルです。2020年開業の新しいホテルで、全客室数27と規模は大きくないので、早めの予約をお勧めします。

 

 

  PHUTSHO PELRI(プンツォ・ペルリ)
ティンプーで一番の繁華街、商店街が軒を連ねるノルシン・ラム通りに面するホテルです。客室数47とティンプーのホテルとしては規模が大きく、ビジネスセンター・会議室・スパ・ショッピングセンターなどの設備も整います。観光にビジネスに便利なホテルです。

 

 

  Hotel JUMOLHARI(ホテル・チョモラリ)
ティンプーの中心時計塔広場まで約100m、ホテルドルック並びの街中心部のホテルです。ホテル・チョモラリは1984年の開業で、2004年大規模改修をし、再オープンしました。客室総数26の小規模のホテルですが、ブータンの伝統的、心のこもったサービスがお客様をお迎えします。

 

 

  City Hotel THIMPHU
ティンプーの中心時計塔広場と、街の北部タシチェ・ゾンの間にあるホテルです。6階建ての建築はブータンでは高層のホテルで、トータルの部屋数40はこのクラスとしては規模の大きいホテルになります。マルチレストランのインド料理のメニューが充実しており、ブータン料理にあきた時、インド料理を楽しむのもいいかもしれません。

 

 

   パロで公定料金で利用可能なホテル

  PARO  ECO Lodge
パロにはタクツアン僧院・パロゾン、それに国際空港があり、以前は宿泊需要のわりにはホテルが少なく、ホテルの確保が困難な都市でした。近年新しいホテルが次々開業し、部屋の確保は以前より安易になり、ホテルも質的に改善されました。パロ・エコロッジも新しいホテルで、市街から車で15分と郊外になりますが、パロの一番の魅力である農村風景と、豊かな自然を存分に満喫する事ができます。

 

 

  YEWONG ECO Hotel
パロ・エコロッジの同一系列のホテルで、市内から車で約20分のリンゴ畑の中、自然豊かな環境に立地します。ホテルから、周辺の農村風景や、パロ渓谷とそれをとりまく東ヒマラヤの山並みを眺望できます。館内にはブータンの国技アーチェリーや、伝統的なダーツゲーム“クル”の施設があります。食事には、ホテル内農園で栽培されるオーガニック野菜が提供されています。

 

 

  OLATANG HOTEL(オラタンホテル)
オラタンホテルは、1974年グメシンゲワンチャック国王の戴冠式が行われた際、国賓のゲストハウスとして建設されました。パロ郊外の松林が美しい小高い丘の上に位置し、パロ渓谷やパロ市内を見下ろす事ができます。全館がブータンの伝統的様式の建築で、古き良き時代のブータンの雰囲気を醸し出しています。お部屋は本館とコッテージスタイルで構成されています。

 

 

 

 

   ブータンのホテル利用の際の注意事項

   公定料金でご利用いただけるホテルは、スタンダードクラスまたはエコノミークラスとなります。上記記載のホテルはその一例で、その他多くのホテルがあります。可能な限り好条件のホテルを確保するよう努力しますが、混雑時はエコノミークラスの手配となる場合があります。特にツェチュ等祭り期間はホテル確保そのものが困難となります。地方に行くとホテルはエコノミークラスが主体となり、僻地ではテントを設営してテント泊の場合もあります。  
 

両替
ブータンのホテルでは、基本的に日本円の両替は受け付けておらず、USドルのみ両替可能なところが多いです。現金でのお支払いは現地通貨ヌルタム・インドルピーとなります。ブータン旅行には必ずUSドル現金もお持ちください。

 
 

給湯システム
多くのホテルは、ギザというタンク式電気式給湯機でシャワーにお湯が供給されます。ギザでは一度に準備できるお湯の量に限界があるので、お湯が途中から水になる事があります。この場合しばらく時間をおき、再びギザ内で加熱されるまでお待ちください。またご利用前にギザに電源が入っているかご確認ください。

 

 

 


   ブータンお食事事情

 

 一般的にブータン料理は、野菜、肉、米、ソバ、唐辛子、チーズなどを使った素朴な料理で、日本人には、脂っこかったり、辛い感じがあります。最近は以前に比べ、お食事事情はかなり改善されていますが、インスタントの日本食を少しお持ちいただくといいかもしれません。ツアーでは、ローカルレストランや、ご宿泊のホテルで食事が提供されます。
 ブータンでは日本と同じく米が主食となります。多くのアジアの国で米といえば長粒種(インディカ米)であるのに対し、ブータンでは日本と同じ短粒種(ジャポニカ米)が食されています。それも日本で弥生時代に米作が初めて伝播された時のものと同じ、米の原種である赤米が主流になります。赤っぽ色あいから最初は赤飯と間違えられる方も多いのですが、まさしく米食文化の原点がブータンには残ります。また蕎麦も一般的な食糧ですが、調理方法が異なるため、日本よ全く異なる味わいとなります。